【Speech Analyzer】:「ELSA Speak」でイントネーション(抑揚)スコアが低いときの確認・練習用に
イントネーション(抑揚)を改善したいけど…
「ELSA Speak」で発音練習をしていて、他に比べてイントネーションスコアが低め。自分では必要なところを強調しているつもりなのにな。このように実際出来てない箇所がわからなくて困っていませんか?
「Speech Analyzer」には強弱(ストレス)の正誤を表示する機能がある
その場合は、先日ELSAからリリースされた「Speech Analyzer」を使ってみると直すべきところが目視出来て捗ります。
「Speech Analyzer」は「ELSA Speak」と異なり、その場で自由に話したものや、自分がスピーチしたもの、ミーティング等の録音ファイルについて解析しアドバイスをしてくれるプログラムです。
予め用意された練習用のコンテンツなどはないので最初は戸惑ってしまうかもしれませんが、事前に練習したい文章を用意しておけば大丈夫です。
ただ、本来はスピーチ等長文練習用に作られたプログラムのため、あまりに短すぎる単文の場合、語彙力など一部スコアやアドバイスが表示されない場合もあるようです。複数の短すぎない文で試されることをおすすめします。
早速「Speech Analyzer」を使ってみたい方こちらから。
英語のイントネーション練習について
「ELSA Speak」でのイントネーションスコアは強弱(ストレス)を判定
普通「イントネーション」と言うと、「言葉の上がり、下がり」のみを指すと思ってたのですが、英語においてはどの単語を強く、長く、或いは弱く短く言うかということも含まれているようで、「ELSA Speak」ではいかに強弱を付けたかをイントネーションのスコアとしているようです。
稀に「高いピッチで」というようなアドバイスが出るので、上がり下がりも多少加味されているのかもしれませんが、アドバイスで言及されるのはほぼほぼ強弱と長さについてのみです。
イントネーション(抑揚)については発音部分の指摘と異なり、具体的にどのワードでストレスが足りていない、もしくは強すぎるのかは示されないので、自分ではちゃんとしてるつもりでうまく出来ていない場合は「Speech Analyzer」を使ってみるのも1つの手です。
補足:イントネーションの「上がり、下がり」について
前述のように、残念ながらこの「上がり、下がり」については「ELSA Speak」で明確にはスコア表示されませんが、お手本と比べれば合ってるか間違っているかは明らかにわかりますので、気をつけることで練習自体は可能かと思います。
もし、「どこを上げて、どこを下げるのか」知識として知らないという方は、出来れば、発音発音本の「AMERICAN ACCENT TRAINING」を参考にされると良いかもしれません。「どこを上げて、どこを下げるのか」について原則の説明と、例が何十個も掲載されており大変参考になります。もちろん強弱についての説明も記載されています。
ただ残念ながらこちらの本は現在若干入手困難めのようです。